iPad miniを使い始めて1ヶ月
11月2日の発売日にiPad miniを手に入れてからちょうど1ヶ月経ちました。それまでは第三世代iPadを使っていたし、今も持っているけど、触るのは圧倒的にiPad miniばかりになり、iPadはほとんど触らなくなってしまいました。両方持っている人なら、既に同じような状況になっている人も多いんじゃないかな?と思います。
スペックだけでは分からないこと
iPad miniは、iPad2並の処理速度で、しかもretinaディスプレイでもないという抑え気味のスペックで登場しました。全く新しい製品が、一年以上の前に発売されたiPad2と処理能力の面で同等というのは、少し残念な気がしましたが、しかし、それでもなおiPad miniが魅力的に感じだのは軽いということでした。確かに、大きさ・薄さも重要ですが、何より軽いということの方が、「手持ちで長時間使っていられる」「外に持って行っても負担が少ない」という結果に結びつく事は容易に想像できたからです。そして使って行くうちにその想像は間違っていなかった事が分かりました。
「代わり映えしない」ということが大事
しかも、大きくサイズダウンしながらもiPad miniは、今までのiPadと使い勝手の面ではなんら変わりがありませんでした。iPadで出来る事はiPad miniでも問題無く出来るワケです。これもまたiPadを触らなくなる理由の一つなのは間違いありません。サイズを小さくすることで操作しづらくなったり、電池の持ちが悪くなってしまったり、遅すぎて使い物にならなかったりしては、まったく意味のないモノになっていたでしょう。iPad miniは、アップルが現時点で考える最良のバランスで作られたのだろうと思います。だからその使い勝手を犠牲にしないために、たぶん検討されていたであろうRetinaディスプレイ搭載も、きっと出来なかったんだろうね。
今後のiPad mini
iPad miniを1ヶ月間使ってみて個人的に残念だと思う点は、やっぱりRetinaディスプレイではないことでした。中にはRetinaじゃなくても全然気にならないって人もいるけれど、ボクは今でも画面を見るたびに、Retinaだったら良かったのになぁと思います。まぁそれも来年には、第2世代のiPad miniが登場するだろうから、それまでの辛抱でしょう。その時はきっとRetinaディスプレイ搭載してくるだろうし、もしかしたら、処理能力が上がってもなお、重量は軽いってこともあるかもしれないし。そうなってくると大きいiPadの存在が微妙になってきますね。ボク個人的には、このままいくとiPad miniだけで良いなという気がしているので、よっぽどの差別化がない場合、たぶんiPadはもう買うことはないかもしれません。たとえ今後のminiのスペックが、今回同様、iPadより低スペックだったとしても、それでもボクはiPad miniをメインで使いたいと思う今の気持ちは変わらないと思う。