こんにちは、ナタリ(@denkikayou)です。
今回、FILCO Majestouch Convertible2とうメカニカルキーボードを購入してみました。前回Bluetoothアダプタについていろいろ調べてたのは、実はこのキーボードが欲しかったからでした。
普通の人はメカニカルキーボードと聞いても「何それ?」って感じだとは思うけど、何かのきっかけで少しでも試してみると、良さが分かると思うんですよねー
そこで、今回はボクにとっての初めてのメカニカルキーボード「Majestouch Convertible2 黒軸」についてどんなモノなのか少しだけ紹介したいと思います。
FILCO Majestouch Convertible2 黒軸
まずは、今回FILCO Majestouch Convertible2を選んだ理由ですが、メカニカルキーボードでありながら無線でも有線でも使えるという点でした。FILCOにはいろいろなタイプのメカニカルキーボードがありますがその多くはUSB接続です。Bluetooth接続とUSB接続の両方に対応しているのはMajestouch Convertible2だけで、ほとんど選択の余地はなかったというのが実際のところです。
またFILCOと来れば、東プレのリアルフォースは?みたいな話になりがちですが、ボク的には一切検討していません。理由はいろいろありますが割愛。
それでは届いたキーボードを開封していきます。
箱から出してみた。内容物は、キーボード本体、USBケーブル(1.8m)、おまけ電池、交換用キートップ、キートップ引抜工具、マニュアルとなっています。結構丈夫そうなキーボードカバー的なモノも付いているけど、これはきっと梱包上のモノだと思う。
イマドキの薄くてフラットなキーボードと比べると、人によっては「古臭くてダサい」デザインに見えるのは間違いないと思う。まぁ東プレのREALFORCEよりは個人的には多少マシだとは思うけど、実際はどっちもどっちな感じだよね。
JIS配列のフルサイズキーボード。
英語配列のキーボードが使いやすいって人もいるけど、ボクは日本語環境で利用するのだから、あえて英語キーボードを選ぶなんてことはしない。それとテンキーレスもコンパクトで良いなぁとは思いながら、結局テンキーは捨てられなかった。(というかそもそもコンバーチブル2にはテンキーレスタイプはない)
キートップを外してみると、確かに十字の軸部分は黒い色をしている。このキー部分を外せるのが良いよねぇ 交換用キートップも販売されてるし、この辺も楽しみの1つだと思う。
黒軸は「重い」という理由で軽めの赤軸の方が人気があるらしい。ボクは店頭で触った時点では、「黒軸は重くてダメ」とは思わなかったけど、黒軸の良さも分かりませんでした。ただ茶軸や赤軸は「慣れてきたら軽さが嫌になりそうだなぁ」という気がしたので黒軸を選ぶことにしたのでした。結果として今のところその判断は間違ってなかったと思っています。
電池は単三が2本。今回は付属のおまけ電池を使わずにすぐエネループを入れました。電池は1日5時間使用で約6ヶ月間持つらしいけど、ボク的にはその半分の3ヶ月程度持てば文句はない。
本体裏にはキーを入れ替えたり無効にしたりできるDIPスイッチがついている。
有線接続用のUSBケーブルは脱着式。
ケーブルを付けるとこんな感じ。後でL型のケーブルを探したいと思います。
重さも量ってみました。電池も入れて約1.2kgあるのでキーボードとしては結構ズッシリしています。ガンガン打ったとしてもズレずに安定してタイピングできる感じです。
初のメカニカルキーボードを使ってみて
メカニカルキーボードの存在は知っていたけれど、今まで買ってみようと思った事はなかったんですよ。少し前までキーボードはデザインで選んでいたし、最近では安いキーボードで充分だ!なんて思ってたので、メカニカルキーボードの「古臭さ」と「高価」という2点は候補に挙がらない理由としては充分でした。
しかし、メカニカルキーボードの良さはPCとは関係ないところで本人も気付かないうちに既に知っていたんですよ。
ボクはパソコンで音楽をイタズラするようになる以前はYAMAHAのQX3という単体のMIDIシーケンサーを使っていました。それに付いているキーボードのタッチがすごく良いなぁとずっと思っていたんです。そして最近QX3のキーボードは実はCHERRYのメカニカルスイッチが採用されていたということを知りました。今までQX3のようなキータッチのPC用キーボードはないかな?なんて考えたことはなかったのですが、CHRRYのメカニカルスイッチと聞いてすぐに「そうかあの古臭い高価なキーボードかぁ!」とFILCOのメカニカルキーボードを思い出したというワケです。
黒軸を選んだ理由は先にも書いたけど、店頭で試し打ちした結果、軽すぎないのが良いと思い選びました。ただ「黒軸は撫で打ちしてナンボ」みたいな情報を事前に見ていたので、使いこなせるようになってやる!みたいな思いもあったかもしれないw まぁ世の中チューアップと言えば大抵スプリングは強化する方向だから、バネが固いのは良いことなんだよ、きっとw
そんなワケでここ最近はずっとFILCO Majestouch Convertible2 黒軸を使っています。最初はタッチの重さよりは、キーストロークの長さと接点の位置に違和感がありましたが、慣れてくると「底打ち」と「撫で打ち」がどういうモノなのか分かるようになりましたよ。これは店頭にあるPCに繋がっていないキーボードを試し打ちしただけでは分からない感覚でした。
今はまだそれほど使い込んでいないので、もっと上手く撫で打ちできるようになるために、今後タイピングの練習をしていきたいと思います。
まとめ
今回はFILCO Majestouch Convertible2 黒軸を買ってみたよって話でした。
まだまだ使い始めたばかりなので良い点・悪い点に気付けてないかもしれませんが、少なくとも今は、キーボードが違うとこんなに文字を打つのが楽しくなるんだ!ということは分かりましたよ。ホント文字を打ちたいって気になるんですよ。
それにBluetoothに対応しているのも良かったですよ。PCもMacも切り替えて使える点は便利です。確かにちょっと不安定な時もありますが、有線接続もできるので最悪の場合でも問題はありませんしね。
メカニカルキーボードなんて、ホント何かのきっかけで興味を持った人以外は、気にすることもないモノだと思うんですが、もしちょっとでも触れる機会があったら「古臭い」とか「ダサイ」とか「高すぎる」とか思わずに1度素直にいじってみて欲しいです。そうすればきっとメカニカルキーボードが気になって仕方なくなるはずだからさっw